DAY.21 Kuopio → Kajaani


【現在「旅をしながら集めた生地で服を仕立てる」というクラウドファンディングに挑戦中です】

2018/08/06

朝の光で眼が覚める。

ここがどこだか理解するまで若干の時間を要して、昨夜は公園で野宿して、ここはテントの中だということを思い出す。

(テント張ってたところ)

時刻は朝6時半。

昨夜の豪雨が嘘のように外は快晴だった。

今日はここクオピオからバスでkajaaniという街へと向かう。
バスは12時発なのでまだ時間がある。

とにかくコーヒーを飲みたかったので、カフェを探して彷徨い歩く。

夜中にテントの場所探しで結構歩いたので、大体の中心地もわかっていた。
カフェで朝食とコーヒーを食べ終えてからは、花屋へと向かう。

と同時に、ゆっくりと迫って来ていた真っ黒な雨雲が中心地まで迫って来て、瞬く間に昨晩のような大豪雨になり、足止めをくらう。
時間が迫って来ていたため、ずぶ濡れになる覚悟で少しずつ屋根のあるところから次の屋根へと花束を片手に走り、バスターミナルについたと同時にパタッと止むという。
今回のように多くの国を回る旅だと特に、バスターミナルの質の良し悪しがとてもよくわかる。

中にはSIMカードがあって3Gがなきゃ絶対わからなかっただろこれ、という場所も多かった。
まあ、その時はその時でなんとかしていたのだと思うけど。


ここもまず、英語表記がなく、掲示板もなく、インフォメーションもなく、だだっ広いターミナルにプラットフォームの番号が書かれているだけでどこが乗車口なのかがわからない。


もしかしたらここではない他の場所にもターミナルがある可能性もある。

同じバスを待っている人を見つけるまでは絶対に安心してはダメだ。
「カムヒア」「レッドバス」をひたすら繰り返すおばさんにつられ、言われるがままについて行くと、無事にレッドバスが来た。

花を買ったのは、kajaaniで僕を待っていてくれる人に渡すためだ。
旅先の異国の地で、ぼくの到着を待っていてくれる人がいる。
それがこんなにも嬉しくて、安心を与えてくれるなんて、今まで知らなかった。

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井出雄士
Instagram / @maruigeta

フィンランド、オウル湖畔にて