DAY.18 リガでの気づき

【現在「旅をしながら集めた生地で服を仕立てる」というクラウドファンディングに挑戦中です】
2018/08/04

リガ3日目。
ゲストハウスのいいところは、基本的に素泊まりなので自分で食事等をなんとかしなければいけないところだと思う。
スーパーに行ってわけのわからない食材を買ったり、どうやって使うかわからない調理器具などを考えながら使っている時が最も「異国」を感じることができるような気がする。

昨日は一日中宿でiPhoneをいじり倒して映像製作をしていたので頭もクラクラするので、今日はずーっと外にいよう。

川辺でビールを飲みながら本を読んだり、気の向くままに歩いたり。そういうのがしたかった。
ビールを買いにスーパーに行き、顔見知りになったレジの男の人(何度もチョコ買いに行くから覚えられた)に「ぐだーっとしながら本読んだりぼんやりできるとこないかね」と聞くとすぐに教えてくれた。
ビールとフライドチキンを買って、飽きるまで本を読む。
(Kindle作ってくれた人ほんとにありがとう。僕にとってスマホ以上に革命的なデバイスです)

隣のカップルがしこたまイチャつき出して集中できなくなったのでまた川沿いをぷらぷらと歩き出す。たしか前にもこんなことがあったな。
古着屋があったので入ってみると、地下二階まであるような大きい店で、ラトビア産の生地も見つかった。
自分用の服もなぜか買い漁ってしまったが、これどうやってパッキングすんだろうか。

その後は宿に戻ってランニングしたり
ケバブ食べに行ったり。
ずーっと1人で、それも海外の言葉の通じない人達の中にいると、
自然に自分自身と対話がはじまる。

最初に体が物理的に日本から離れ、一定期間が経ち、ようやく精神も日本から離れることができたようだ。

ようやく僕は、外国を1人で旅しているということに自然体でいる事ができている。(スマホとかがなければもっと早いのだろうけど)

身も心も客観的でない限り、どうしても見えないビジョンというものがあると思う。

旅をしている時、「無所属」であればあるだけ自分の中に安らぎを感じる。これは子供の時からそうだ。

ケバブを食べ終えて、ビーサンをペタペタさせながら宿に戻り、エレベーターのボタンを押す。

「どんな権力者であろうが媚びを売らず、これをしたら人に笑われるだろうなと思うようなことを、愚直なまでにただひたすら繰り返すべきだ、そしてこの気持ちを忘れないような日々のサイクルを自分自身で構築するべきだ」

という言葉が、エレベーターの扉が開くと同時に心にすとんと落ちてきた。

明日はエストニアへ出発する。

///

井出雄士
Instagram/@maruigeta

タリンにて