DAY.16 リガと好奇心

【現在「旅をしながら集めた生地で服を仕立てる」というクラウドファンディングに挑戦中です】
2018/08/02

リガの朝。
朝といっても、朝が来るまで長かった。
というのも旅の途中からおかしいなと思ってたが、
「これは今日は寝れそうにないなあ」というような窮屈なバスの中や、荷物だらけのテントなどでは気づいたら朝まで爆睡できるのに対し、

ここの宿のようにふっかふかのベッドだと全然寝れない、というおかしな体になってしまったようで。

つまり全然眠れなかった。

クラウドファンディングのページ製作をしながら徹夜で朝を迎える。

徹夜で迎えた朝の、あの独特な背徳感というか虚無感のようなものが大嫌いなのでこういう時はあえて走る事にしている。
リガの町をぐっちゃぐちゃに走り回り、土地感も大体わかった。
帰りにケバブを買って、スーパーでビールを買ってきて、この日はもゆっくり休むことにした。


旅も二週間近くになり、かなり意識が慣れてきた。新しいものを見ることに対する、好奇心の鮮度も落ちてきた。

これは未知であったはずの環境に意識が適応した証である。と同時に、こういう時が一番危険である。


つまらない事で物を無くしたり、つまらない判断でつまらない事に時間を費やしたりしてさらに好奇心の摩耗を促進してしまうのは大体「慣れてきた」と思い込んで傲慢になった時で、例外はない。

意地を張って無理矢理もっともっとと多くの物を見ようとするのも絶対に違う。

これは過去の旅で、1番強く学んだことかもしれない。
人は必ず慣れる。良くも悪くも。

ラトビアでも全部田舎に行こうと思ったが、クラウドファンディングのこともあるしブログやホームページのこと、映像製作などやらなければいけないことがたくさんある。

ここリガで余裕を持って、とりあえずあと2泊はここで動かず滞在する事に決めた。偶然見つけたこの宿もとてもいい宿だったし。

この旅の第1期は終わり、ここラトビアで第2期へと意識を変換して、旅を最後まで楽しもうと思う。

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井出雄士
Instagram/@maruigeta

タリンにて