DAY.13 プレイナイ

【現在「旅をしながら集めた生地で服を仕立てる」というクラウドファンディングに挑戦中です】

2018/07/30

目が覚めると、ここがどこだか一瞬わからなくなる。毎日の移動を続ける旅の途中ではよくあることだ。

しかも昨日はサウナの後、謎の「自家製ウォッカ」なるものをショットでガンガン飲まされた。
ウォッカって自家製で作っていいん、?かどうかは知らないが、このお手製のウォッカ、70度近くあるらしくて飲むむたびに喉が焼けそうになる。
というか焼けた。
朝になってもヒリヒリするし2、3杯飲んでから記憶がない。

さて、今日もやることがいっぱいある。
まずは生地調達だ。

いつものように現地人であるオーナー夫婦に情報収集し、古い生地が手に入りそうな店や場所を聞き込み、
ランニングしながらプレイネイの町まで4キロ程走ることに。

「まず最初に行ってみろ」と言われたところが大当たりで、いいのがありすぎて選びきれないほどだった。
現地人情報にハズレはまずない。

選んだ生地がリネンっぽく、Made in Lithuaniaと書いてあったので一応店員に聞いてみたところやっぱりリトアニアリネンだった。

リトアニアと言えば忘れてはいけない「リトアニアリネン」である。服作ってたら一度は耳にするリトアニアリネン。最上級のリネンということで認知されている。

そんなリトアニアリネンの専門店がこの小さな町プレイナイにもあるらしいので行ってみた。
一発で一目惚れした生地を即決。
(古い生地のみを集めるという名目ですがこれだけ特別ということで!)

(これらの生地はメニュー内の「旅先で見つけた生地」に一覧にしてあります)

生地探しも問題なく終わり、まだ午前11時。

買った生地を片手にランニングしながらファームへ帰っていると、車が横で停まる。
田舎なのでめちゃくちゃ見られるし、ヤンキーかなんかかと思ったら

「昨日うちのファームに来た日本人だろ!?」

と言われる。
I
それがファームの老夫婦の息子であるジョビダスだった。
ジョビダスは新商品のお菓子みたいな名前だが、めっちゃくちゃナイスガイ。
(韓国人の友人アラが教えてくれたこのビール最強にうますぎる)


ロンドンに留学中(今は夏の帰省中)のため英語もベラベラなのでコミュニケーションも楽だった。

ファームまで車で送ってもらうと、ファーム横の池で一緒に泳ぎ、
車に乗り、プレイナイで一番有名という木工細工職人のもとへ連れて行ってくれた。

リトアニアの女王にも何度も品物を依頼されているこの方(名前を何度教えてもらっても覚えられなかった)。
物を作るという考え方が、
「宇宙から地球に降りてくるエナジーを、どこでどのようにその物体が受け、そのエナジーがどっち回りのサイクルで物体内を通り、大地へと受け流すか」という事をクリエーションの根源として捉えていて、その話がとても面白かった。
その後はなぜか
「めっちゃくちゃ高い鉄塔があるから!」

といわれ、ものすごい山道を車で走り、たしかにめっちゃくちゃ高い鉄塔があった
と同時にめっちゃくちゃ作りが雑でこれいつ倒れてもおかしくなくね?という恐怖が半端ではない。
こんな感じでジョビダスのおかげでそれはそれは濃厚な1日だった。

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井出雄士
Instagram/@maruigeta
リトアニア、Sunny nights campingにて