DAY.12 バルト三国 リトアニア入国。

2018/07/29

ワルシャワ→カウナス バス €16

ワルシャワで乗った夜行バスは真っ暗闇の中を延々を走り続け、僕はその中で眠り続けた。添乗員の女の子に起こされなければそのままどこかへ行ってただろう。
外が白みがかかる午前5時。バスから降りたのは僕だけだった。
運転手がめんどくさそうに僕のバックパックを荷台から降ろすと、そそくさとどこかへ行ってしまった。

さて、リトアニアのカウナスという町に着いた。
ついにバルト三国の地を踏んだ。どんな場所かまるでイメージができなかったが、まずバスターミナルはミュンヘンよりも他のどの町よりも綺麗で驚いた。
リトアニアの首都はビリニュスであるが、首都へ行って歴史的建造物見ても面白くない。

この際ド田舎へ行ってみたいと思い、Airbnbで見つけたド田舎らしき家が、ここカウナスの近くだった。

よってこのカウナスから今度はローカルバスを乗り継ぎ、プレイナイというさらに田舎へと向かわなければならない。

インフォメーションはまさかの朝6時からスタッフがいて、プレイナイ行きのバスの乗り場を聞くことができた。

ちょうど始発が15分後、このバスターミナルから出るということでラッキーだった。

綺麗なバスターミナルには似合わないオンボロバスがヨロヨロとやってきたので乗り込むと、運転手に怪訝な顔で何かをリトアニア語で行ってきた。

おそらく外国人などほぼ乗らないから間違えて乗ったと思ったのだろう。プレイナイに行くと伝えると、なんであんなところに、という顔で笑った。

€2を支払い、バスに揺られながらすっかり明るくなった外の田園風景を眺めること25分。

プレイナイに着いた。
なんもない。朝だし。そしてめっちゃ見られる。

時刻は朝7時。どうしたものか。エアビーといえどさすがにこんな早くからチェックインはできないだろうし、家はさらにこの町からも離れてるみたいだし、

どうしたもんか。
まあいいや一応電話してみよう。と、エアビーのホストに電話をかけると速攻で出た。

出たもののめっちゃリトアニア語でなんもわからん。

「ユージ!ヤパーニャ!エアビーアンドビー!」

というと、女性から男性に代わりたどたどしい英語で何やら「今から迎えにいくからまってろ」的なことを言われる。

いやいや朝早いしいいです荷物だけ置かせてもらいたいので住所を

と言ってる間にガチャっと切られた。

えーどうすりゃいんだろう、てか場所言ってないけど。7時だしまだ。

と、その場に座りこんでぼーっとしていると向こうから黒い車がものすごい勢いでやってきて、コーナーをドリフトして目の前で停止。
豪快なホストのおじさん、英語があまり上手じゃないのだがいい人オーラをムンムン発していた。
こんな早朝に電話かけてきた迷惑な僕にもドリフトかけて来てくれるし、奥さんに頼んで朝ごはんまで用意してくれていた。。
ちょっと待てなんだここ。。。完全に大当たりだろここ。。

ホストの夫婦はほぼ初めてのアジア人ゲストに興味津々なようで、たどたどしい英語ながらリトアニアの歴史や言語をおしえてくれた。

朝9時、本来ならチェックアウトの時間ですらないにもかかわらず、夜行バスで一晩明かしたと言うと、寝ろ!と言って急いでコテージを用意してくれた。
もっかい言うがなんだここ。

翌日の記事で詳しく書くが、ここ一泊1200円である。

ここには今日から2泊する。
移動続きで疲れた体に完璧すぎる環境。

その後は庭に大量に落ちているリンゴを適当に拾ってハンモックに揺られながら、クラウドファンディングのページ作りやブログを書いたり、散歩したり。
エアビーって本当に革命的で素晴らしいなサービスだと思う。
日本でホストをやっていた時も、楽しみながらお金が稼げるってこういう事なんだなと初めて感じたのはエアビーだった。

それなのに日本だけが、既得権益を守るためにシェアリングサービスの締め出しに必死になっているのである。
(と、ほんのりと毒を撒いておく)

とにかくここのホスト一家と出会えて、この場所に来れて本当によかった。

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井出雄士
Instagram/@maruigeta
リトアニア、RASOS SODYBAにて