DAY.11-2 七二八ジェラート事変

2018/07/28

クラクフのベクシンスキー美術館を後にし、14:30のワルシャワ行きのバスに乗るため、宿に置いてあるバックパックを取りに戻る。
※ブログ用にまた詳細を書こうと思ったが以下、事の発端からなんとかした部分までをインスタに投稿した際の文章を記載。

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今度こそ絶対に、何があっても余裕を持ってバスターミナルに行き、最後のポーリッシュビールを優雅に飲んじゃったりしてバスを待つんだと鼻息荒めでベクシンスキー美術館から颯爽と宿に戻る道中、美味しそうなジェラート屋があったので食べながら帰ろうと思い注文したところ、見たことない子供の頭みたいな巨大なジェラートをニコニコで渡され歩きながら食べる事を断念。無数のハトに囲まれながら必死に食べるも、歩けるようになるまで20分かかる。少し焦りだしながらもTシャツについたら洗う時間がロスになるのでつかないように冷静に細心の注意を計っていたところ、最後の一口でコーンの下に穴が空きチョコが吹き出し服がチョコまみれになり橋の上で天を仰ぐ。顔も服もチョコまみれで半泣きで宿にダッシュし服を洗って濡れたまま着てバックパックをかついでトラム乗り場にダッシュするとちょうどトラムが行ったところで15分待ち。結局バスが出る5分前にはターミナルに着き、鬼の形相でプラットフォームを聞きまくり猛ダッシュでなんとか間に合う。しかしバスのドライバーに「お前のはこの次のバスだからここで待ってろ」と言われ安堵して待つも、てか時間過ぎてるのにクラクフ発のバスがまだ来てないっておかしくね?と怪しくなり自分で周りの人達に確認したところやはり運転手の勘違いで全然違うプラットフォームだった。血の気が引き、もう時間は3分過ぎていたので終わったかと思ったが全力でバスターミナルの出口までダッシュし、パチプロのような動体視力で出ていくバスの行き先の札を確認。3台目にきたバスを101回目のプロポーズばりの無茶をして止め、なんとかしたところです。僕の一体なにが状況をこうさせるのか、一体僕の何が悪いというのか、リトアニアの大聖堂で神に問うてみようと思います。
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#あきらめたらそこで試合終了
#旅

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あの時のジェラートの味は覚えていない。

こうやって読み返してもなぜあんなことになってしまったのか。不思議です。まあもうそれに悩むのも飽きたのでもういいです。

6月に小豆島へ行った時も新岡山港発のフェリーが出港する汽笛と同時にバイクで港に滑り込み、ドラマティックに「ストーップ!!」と船へ雄叫びをあげ乗船中の皆様に多大なご迷惑をおかけしたばかりの僕だがなぜこうなってしまうのか。なぜなのか。

年々、ギリギリに磨きがかかっているきがする。

そんなこんなで、なんとかワルシャワ行きのバスに乗車。
(あまりにギリギリで、バスの中でも2時間くらい放心状態だった。)

ポーランドの首都ワルシャワへと向かうバスだが、今回は若干リスクのあるバスの手配をしていた。


というのも、ワルシャワでは一泊もせず、バスの中で一泊しながらそのままリトアニアへと抜けられるように乗り継ぎのバスを手配し、ワルシャワ到着後、45分の間に乗り継ぎバスのバス停を探さなくてはいけなかった。
つまり本当にやばいのは乗り継ぎのワルシャワ発のバスで、クラクフ発のふつーに時間通りに出発するふつーのバスでピヨってる場合ではないのだ。

ある程度のリスクである事は想定していて、もしバスの到着が遅れたらしょうがない。その時はなんとかして一泊しようと思っていたがバスは予定時刻通り到着。

ワルシャワは巨大都市である。バスの到着地もそれぞれ違く、バスの到着地と、リトアニア行きのバスの出発地が近い乗り継ぎを探すのに苦労した。

45分しかないがケバブの誘惑には勝てずケバブを食べながらバス乗り場を探すも全然わからん。街がでかすぎてもう全然わからん。

スパイシーケバブ片手に呑気に探してる自分に腹立ってきた。
結果、英語が喋れる駅員(駅の近くだった)に「ここでまて。ほいじゃ。」と言われたのがこのどう見てもローカルバススタンドだよねここという場所。

昼のクラクフがフラッシュバックしてめちゃくちゃ不安になりながらおしっこ我慢しながらケバブを食べていると本当にきた。
このめちゃんこ黄色いバスが交差点を曲がってこっちに来た時は念力全開で「止まれ」と心の内で叫んでいた。あの時のケバブの味は覚えていない。

今回の旅ではじめてのオーバーナイトバス。

行き先はリトアニアのカウナスという地方都市、朝5時着予定。

精神をすり減らしまくったからか、窮屈なバスでぐっすり眠った。

みなさん、時間には余裕を持って行動しましょう。あの地獄のような焦りは本当に嫌です。
ぼくも切にそう生きたいですがたぶん無理なので、今後もギリギリに滑り込みながら、時にドアに挟まれようが、涙を拭いてたくましく生きていこうと思います。

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井出雄士
Instagram/@maruigeta

リトアニア、RASOS SODYBAにて