DAY.11 クラクフのベクシンスキー美術館へ


2018/07/28

サノクでベクシンスキーの絵にとろっとろに酔いしれた前日だったが、今日もまたクラクフ市内にあるベクシンスキーの絵が多数揃う美術館Nowohuckie centrum kulturyへ。
市街ではなく、トラムかバスで40分東に行った郊外にある。


ここもずっと来たかったところだった。勢い余って開館1時間前に来てしまった。
ここの美術館では、照明がなく、真っ暗な部屋にベクシンスキーの絵が並び、なにやらおどろおどろしい音楽がかかっているらしい。
ネットで見つけた記事では写真はダメと書いてあったがフラッシュを使わなければ問題ないとの事だった。


本当に真っ暗の中、なにやら景気の悪い音楽が鳴り響いていた。

ベクシンスキーを代表するような有名な絵も数点。

改めて、圧倒的な世界観。
セキュリティのおっちゃんのお前いつまでおんねん的な視線をビシビシ感じながら、1枚1枚の絵と対峙し、堪能した。

恐怖を演出するような音楽は正直いらなくないかと思ったが、部屋が真っ暗だと余計なものが視界に入らないので集中できた。

この日はすでに、14:40発のワルシャワ行きのバスを予約していた。
「余裕を持って」美術館を後にし、トラムに揺られながら荷物を取りに宿に戻る。

きっと一生忘れられない貴重な時間をありがとうクラクフ。そしてベクシンスキー。
トラムから見えるクラクフの町に、感傷的な気持ちになる。


そしてそれらクラクフの思い出の全てをかっさらっていった「ジェラート事変」が起きたのはこのあとのことであった。思い出したくもない。

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井出雄士
Instagram/@maruigeta

リトアニア、RASOS SODYBAにて