DAY.03-2 ミュンヘン散策

2018/07/20

ランニングから戻りシャワーを浴びて、ネットでやらなければならない仕事がまだまだあったためにサブバッグにデバイスを放り込んで再びミュンヘンの街へとくり出す。

それにしてもAlineのフラットの立地が素晴らしい。
Alineが言うには東京で言うと青山のようなところらしい。一歩外へ出ると路上にはあらゆる高級車が並んでいる。

適当にカフェにでも入ればいいかと思っていたが、なにやら高そうな店ばかりでカフェがある気配がない。


近くにあったピアノ専門店を外からぼんやり眺めていると、足が長くてカッチョイイ犬をつれた足が長くてカッチョイイにいちゃんが出てきたので、

「近くにwifiが使えるカフェとかない?」と聞いてみるも、やっぱりピンとこないようで色々検索してくれた。すると、

「あ!俺が行ってた大学の図書館!」

との事で、ミュンヘン工業大学の図書館に行く事に。


トラムでの行き方を教えてくれたが、せっかくなので歩いて行く事にした。

ランニングの時も感じたが、ミュンヘンにはアジア人の姿が全然見られない。
夏のEUの大都市といえばアジア人だらけ(主に中国人)のような印象があるが、ミュンヘンにはそれがなく、もはや違和感のように感じる。

お腹も空いてきたので大学につくとまず学食に直行。

なるべくここの生徒であるような顔つきを心がけた。

さすがドイツ。お昼休みに生徒達がみんなでビールを飲んでいてとても楽しそうだった。勉強しろよ。

図書館には立ちながら作業をするための背の高いテーブルがたくさん並んでいた。



ほとんどのテーブルが天板の高さを調節できて、座ってでも立ってでも作業ができる仕様になっている。

なんかで読んだことあるが、リラックスできない分効率的にやるべき事に集中できるのだろう。

ぼくは疲れていたのでソファにガッツリ座ってクラウドファンディングページ作成、今後のルート決めや宿、バスの予約をする(ルートについては本当になにも考えていなかった)

ミュンヘンの次は、まずはチェコに行こう。近いし。

そこで7年ぶりくらいにカウチサーフィンのサイトにログインし、プラハのホストを検索する。

※カウチサーフィンとはウェブサービスで、家のカウチ(ソファ)に旅人を泊めてあげられる人と泊まりたい旅人とをマッチングしてくれるサイトです。タダで泊まるというよりも街を訪れた旅人と現地の人が交流し、良き出会いと時間の共有を補助してくれる素晴らしいサイト。
7年前のEU横断はこのサイトのおかげでものすごく充実した旅になった。

プラハ到着予定は2日後だったので、そんな直前にリクエストしてもダメだろうなーと思いながらも1人のホストにリクエストを送ると、速攻で返信が来る。



ざっくりと訳:
偶然。俺も今ミュンヘンにいる。これから電車でプラハ帰る。日曜は無理、今日と明日プラハに泊まりに来ればいい。近くにいるなら今会おう。

とのことで、身支度をして図書館を後にする。

するとさっきからチラチラと遠くからこっちを見ていた長身の男が、意を決した面持ちで近寄ってきて英語で話しかけられた。

「あの、そのデニムどこで買った?俺の理想とする完璧なデニムだ。同じやつが欲しいんだけどどこで買ったんだ?」

と、今一番言われて嬉しい事を旅の初日に唐突に言われ、思わず「おまえ、、おまえまじか」と日本語がこぼれる。

10年以上前に買ってから6年60ヶ国以上を共に旅してきた相棒デニムであること、日本でブランドをやっている事、おとといリペアしてもらったばかりという事、かつてパリから日本まで陸路で帰った事をいうとテンパり出して近くにいた仲間達に集合をかけ、なぜかみんなでファラフェルを食べに行くことに。

よい旅になるように、とご馳走してくれた。


左の彼は来月日本に旅行に来るらしく、尾道に来なさいと言ったらオーケーシュワーと言っていた。

みんなITエンジニアになるためがんばっているらしい。そしてファラフェルめちゃくちゃ美味しかった。


その後はカウチサーフィンのホストとの待ち合わせ場所である中央駅へと急ぎ、彼のプラハ行きの電車が出るまで一緒にビールを飲むことに。


日本人からリクエストが来たのが初めてだったらしく嬉しかったと言ってくれた。

そして初めてのミュンヘン日帰り出張でミュンヘンにいる僕からリクエストがきた事に必然性のようなものを感じたと言っていた。そしてコナンザディテクティブ(名探偵コナン)を愛していると。

プラハ在住のフランス人である彼はEU中を飛び回っているらしく、翌々日から長期ロンドンとの事でプラハの彼の家に泊まらせてもらう事はできなそうであったが、ドイツビールを飲みながらいろんな話をした。

「会えて良かったよ、またプラハに来る時会ったら言って。」

そう言って手を振ると、彼はミュンヘン中央駅の人混みの中へと歩いていった。

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井出雄士
Instagram / @maruigeta

Alineのアパートにて